沖縄にはいろんなお菓子があります。
保守的な土壌だけあって、本土復帰前からあるお菓子がまだまだ現役で売られています。昔からのリピーターにはそれがまた、たまらない魅力でもあります。
ここでは、そのなかでも沖縄通にはたまらないローカルお菓子7つをご紹介しましょう。
通なら誰でも知っている沖縄のローカルお菓子7個
1.ぎぼまんじゅう(那覇市首里久場川)
『のまんじゅう』とも言われているお祝いのお菓子です。
あんまんですが、中にはとてもおいしいあんこが入っていて、蒸したてにピンクの字で『の』と書いてくれます。『の』は『のし紙のの』だそうです。そして、その『の』の字の書かれたおまんじゅうを月桃の葉で包んでくれます。
できれば、あつあつの内に食べましょう。
包みをあけると月桃の葉のなんともいえないさわやかな香りがして、優しい気持ちになれるから不思議です。けっこう大きいのですが、あんこもしつこくないので、ぺろりと2〜3つ食べられちゃいます。
2.さーたあんだーぎー
『ちんすこう』と並んで沖縄で最も有名なお菓子ですね。
沖縄では『さとうてんぷら』とも言うそうです。
お土産品屋でたくさん売っていますが、なんといっても揚げたてを食べるのが一番です。揚げたてだとあつあつなのはもちろんですが、表面がカリッとしていて食感抜群。スーパーには『さーたあんだーぎーの素』も売ってますから、お家でつくるのも良いですよ。ただ、花が咲いたようにキレイな形に揚げるにはオバァでないとダメという話もあります。
黒砂糖と白砂糖、2種類がありますからお好みで。
3.くんぺん
「薫餅」と書くそうです。
おまんじゅうの中にゴマのあんこが入っています。
それがとっても香ばしくて美味しいです。
最近は餡にピーナツを入れているところもあって工夫がされています。
さんぴん茶と一緒に頂くと、幸せ感いっぱいです。
4.山城まんじゅう(那覇市首里真和志)
『のまんじゅう』と人気を二分する山城まんじゅう。
これは皮が薄くて、食べやすい大きさです。
一見、本土で言うきんつばの様な感じかもしれません。
味はあっさりして、胃もたれしません。
きちんとした材料で丁寧につくっている証拠でしょうね。
5.亀の甲せんべい
ウミガメの甲羅の様に大きく湾曲したおせんべいです。
ちょっとみると本土にある揚げせんべいみたいですが、もっとアッサリしています。絶妙な塩加減がたまりません!
一度食べると止まらないし、また次も絶対欲しくなってしまいます。
スーパーなどに売ってますから、是非お試しください。
6.スッパイマン
沖縄のコンビニに行けば必ず売っている梅のお菓子です。
梅干しほど酸っぱくも塩辛くもなくて、ほんのり甘いのが特徴です。
沖縄料理に飽きてくると塩辛いものや刺激物が欲しくなる事が多いのですが、スッパイマンを食べるとそれも解消。暑さでバテたときにも良いですよ。
本土に持って帰って、お茶の中にいれて頂くのも良い感じです。
7.ちんすこう
沖縄のお土産の中で、もっとも誤解されているのがこの『ちんすこう』だろうと想います。
第一次沖縄ブームの時に、ちんすこうの製造業者が異常に増えてしまい、売れ残って油の回った品物が多く売られてしまったのが評価を落とした原因でした。今は、いろいろと工夫されたちんすこうがありますが、本格的なものなら、なんといっても新垣菓子店です。
カリッとして、粉っぽくなく、何故かココナッツの風味までして非常に美味しいです。
沖縄通にはたまらないローカルお菓子7つでしたが、いかがでしたか?知ってるつもりでも、まだまだ知らない沖縄菓子があったのではないでしょうか。
この他、アメリカ由来の美味しいお菓子もありますね。チョコレート、ガム、クッキー、アイスクリーム。
スーパーに行くと、本土にもあるお菓子、沖縄のお菓子、アメリカのお菓子と、区切って売られているところも多いです。美味しい沖縄料理のあと、沖縄でしか食べられないお菓子で別腹を満たしてみては?
沖縄でしか手に入らないお菓子は沖縄土産にもピッタリ。ぜひ身近な人たちに持って帰り、自慢してみましょう。
まとめ
通なら誰でも知っている沖縄のローカルお菓子7個
1.ぎぼまんじゅう(那覇市首里久場川)
2.さーたあんだーぎー
3.くんぺん
4.山城まんじゅう(那覇市首里真和志)
5.亀の甲せんべい
6.スッパイマン
7.ちんすこう