沖縄そばなんて、どこで食べても一緒でしょ?とりあえずランキング1位の店に行けばいいんじゃない?
ちょっと待ってください!その選び方、『沖縄旅行の半分を損している』と言っても過言ではありません。なぜなら……
那覇の沖縄そばは、ただの「麺料理」ではありません。それは、駐車場戦争を勝ち抜いた者だけが味わえる勝利の味であり、卓上の調味料を駆使して完成させる未完のエンターテインメントです。
ガイドブック通りに並んで、着丼した瞬間に紅生姜をドサッ……。
「あぁ、もったいない!」
そのスープ、まだ本来のポテンシャルを1ミリも発揮していませんよ?
今回は、那覇市内の数ある店の中から、「駐車場事情」「SNS映え」「地元民のリアルな評価」を徹底的に洗い出した「神9選」と、明日から使える「通(ツウ)の食べ方」を伝授します。
まずは「マナーと味変」でマウントを取れ
店に行く前に、これだけは覚えておいてください。店主が命を削って取った出汁を、「3倍美味しくする」黄金のルールです。
1. コーレーグースは「点滴」だと思え
あれは調味料ではありません。「劇薬(香りの爆弾)」です。丼全体にかけるのは素人。レンゲの中のミニ宇宙に「たった一滴」垂らす。これだけで、カツオ出汁が芳醇な泡盛の香りを纏い、一気に高級料理へと進化します。
2. 紅生姜は「別皿」で待機させよ
真っ赤に染まったスープを飲んで「美味い」と言うのは、紅生姜汁を飲んでいるのと同じこと。まずは別皿(なければレンゲの柄や紙ナプキン)に避難させ、麺と一緒に「口内調味」で楽しむ。これが、出汁への最大のリスペクトです。
01. OKINAWA SOBA EIBUN(エイブン)
「もう、普通のそばには戻れない。」
伝統を守りつつも、大胆に破壊する。パクチーや冷やし麺など、既成概念を覆す「ニューウェーブそば」の旗手。朝の記帳は必須ですが、その手間を払ってでも体験すべき「そばの向こう側」がここにあります。
- 「進化系メニュー」の圧倒的破壊力
「BUNBUNそば」や「パクチーまぜそば」など、名前だけで食欲をそそる独創的なメニューがズラリ。 - 麺を「自分仕様」にカスタム
生麺、もっちり麺、イカスミ麺、フーチバー麺……。自分だけの最高の一杯を作れます。 - カフェのような「映え空間」
モダンでスタイリッシュな内装は、沖縄そば屋というより「西海岸のカフェ」。
| 住所 | 那覇市壺屋1-5-14 |
|---|---|
| 営業時間 | 11:00~16:00 (売切次第終了) / 不定休 |
| 目安予算 | BUNBUNそば:1,200円 パクチーまぜそば:1,000円 |
\ 現在地からルートを検索 /
02. 首里そば
「首里城より先に、ここへ行け。」
11:30開店、14:00完売。この数字が全てを物語ります。バッキバキの硬麺(コシ)と、透き通った黄金スープ。駐車場確保は至難の業ですが、30分前に到着してでも食べる価値がある、那覇そば界の絶対王者。
- 唯一無二の「バッキバキ手打ち麺」
「ワシワシ食べる」と表現される強力なコシ。他店では体験できないアイデンティティです。 - 究極の「透明スープ」
雑味を極限まで削ぎ落とした「引き算の美学」。飲み進めるほどにカツオの旨味が爆発します。 - 「針生姜」という名脇役
紅生姜ではなく、丁寧に刻まれた「針生姜」がスープの繊細さを引き立てます。
| 住所 | 那覇市首里赤田町1-7 |
|---|---|
| 営業時間 | 11:30~14:00 (売切次第終了) / 日曜定休 |
| 目安予算 | 首里そば(中):600円 煮付け:500円 |
\ 現在地からルートを検索 /
03. 沖縄そば 楚辺(そべ)
「実家、いや、王宮か?」
古民家にシャンデリア。仏壇の横で啜るそば。このカオスな空間美と、50台収容という「那覇最強の駐車場」が、レンタカー族の心を鷲掴みにします。
- 「仏壇 × シャンデリア」の異空間
築70年超の古民家。和洋折衷なカオス空間がSNS映え間違いなし。 - 衝撃の「まかないそば」
三枚肉と軟骨ソーキが両方乗った看板メニュー。器からはみ出すボリュームに歓喜。 - 壁一面の「有名人サイン」
入店した瞬間に圧倒されるサインの数々が、人気店の証です。
| 住所 | 那覇市楚辺2-37-40 |
|---|---|
| 営業時間 | 11:30~20:00 (L.O. 19:30) / 無休 (正月盆除く) |
| 目安予算 | まかないそば:950円 軟骨ソーキそば:850円 |
\ 那覇最強の駐車場 /
04. 木灰そば とらや
「到着して15分で、本気に出会う。」
那覇空港から一番近い「ガチ勢」。昔ながらの「木灰(もっかい)」を使った自家製麺は、噛むほどに小麦の香りが爆発します。
- 希少な「木灰手打ち麺」のコシ
伝統製法による自然なコシと独特のつるみ。「この喉越しは他で味わえない」と絶賛。 - 透明度100%の「カツオ出汁」
一口飲むと強烈なカツオの香りが広がります。「飲み干しても罪悪感ゼロ」のクリアな味わい。 - 「別皿」という美学
肉は別皿提供。まずは純粋なスープと麺を楽しみ、後半に肉を投入して味変を。
| 住所 | 那覇市赤嶺1-5-14 |
|---|---|
| 営業時間 | 11:00~17:00 (売切次第終了) / 火曜定休 |
| 目安予算 | 木灰そば(中):750円 本ソーキそば(中):850円 |
\ 空港から車で10分 /
05. 亀かめそば
「野菜不足、ここで解消する?」
港町の男たちを支える、ワイルドな一杯。ザルに山盛りの「フーチバー(よもぎ)」が入れ放題。スープに入れるんじゃない、フーチバーを食べるためにスープがあるんだ。
- 「亀浜製麺所」の細ストレート麺
沖縄そば通が信頼する名門製麺所の麺。ツルツルとした喉越しが最高です。 - 透明なのに濃厚な「矛盾スープ」
あっさり系豚骨スープ。クドさがなく、最後の一滴まで飲み干せます。 - 箸で切れる「軟骨ソーキ」
トロトロに煮込まれた軟骨は、口の中で解ける旨味の爆弾です。
| 住所 | 那覇市若狭1-3-6 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:30~16:00 (売切次第終了) / 日曜定休 |
| 目安予算 | 軟骨そば:750円 フーチバー:無料 |
\ フーチバー入れ放題 /
06. いしぐふー 那覇市役所店
「そばの上に、卵。これが正解。」
本島北部やんばる育ちの「あぐー豚」出汁。その濃厚な旨味を受け止めるのは、なんと「薄焼き卵」。別皿の炙りソーキも絶品です。
- 「炙りソーキ」×「薄焼き卵」
香ばしく炙られたソーキと、麺を覆う黄金色の卵。ビジュアル最強です。 - 本格「アグー出汁」の品格
食堂レベルを超えた、アグー豚特有の甘みのあるスープ。雑味がありません。 - 驚異の「自家製手揉み麺」
ツルツルもちもち。「麺が美味しすぎて大盛りにすればよかった」と後悔する人続出。
| 住所 | 那覇市泉崎1-1-1 B1F |
|---|---|
| 営業時間 | 11:00~15:00 (売切次第終了) / 土日祝休 |
| 目安予算 | 本あぐーそば:850円 炙りソーキそば:900円 |
\ 平日ランチの穴場 /
07. たからまちがー
「秘密にしたい、53年の古民家。」
化学調味料不使用の優しさ。美しい「やちむん」の器と、手入れされた中庭。ここは食事処というより、「心を洗濯する場所」。
- 究極の「無化調スープ」
カツオ・豚・鶏を丁寧に合わせた無添加スープ。「優しいのに旨味がすごい」と評判。 - センスが光る「古民家モダン」
中庭を眺めながらの食事は、デートや女子旅に最適です。 - 全粒粉入りの「特製麺」
麺に練り込まれた全粒粉の香りが、繊細なスープと完璧にマッチします。
| 住所 | 那覇市高良1-6-13 |
|---|---|
| 営業時間 | 11:00~15:00 (売切次第終了) / 不定休 |
| 目安予算 | たからまちがーそば:980円 ジューシー:250円 |
\ 那覇の隠れ家 /
08. てんtoてん
「森の中、そば、静寂。」
蔦に覆われたその建物は、まるでジブリの世界。古代米のおにぎりと、木灰そば。静寂の中で味わうその時間は、観光というより「儀式」に近い体験。
- 異世界すぎる「建築美」
蔦に包まれたコンクリートの建物。空間そのものがアートであり、写真映え間違いなし。 - 独特の食感「木灰手打ち麺」
少しザラつきがあり、噛むほどに味がする独特の麺。 - 食後の「ぶくぶく茶」
沖縄の伝統茶で締める贅沢。旅のハイライトになります。
| 住所 | 那覇市識名4-5-2 |
|---|---|
| 営業時間 | 11:30~15:00 (売切次第終了) / 月曜定休 |
| 目安予算 | 木灰すば:850円 ぶくぶく茶:600円 |
\ ジブリのような世界観 /
09. どらえもん
「具がない?いや、掘ってみろ。」
国際通りの喧騒を逃れ、階段を上がればそこは昭和。麺の下に具を隠す伝統的な「宮古そば」スタイル。「変わらないことの凄み」を教えてくれる名店です。
- 徒歩0分の「最強立地」
買い物途中でも、空港へ行く直前でも寄れるアクセスの良さ。 - 伝統の「具隠しスタイル」
麺の下から肉やカマボコを発掘する「宮古そば」本来の楽しみ方が体験できます。 - 夜まで開いてる「安心感」
多くの店が夕方には閉まる中、夜20時頃まで営業。夕食難民の駆け込み寺。
| 住所 | 那覇市久茂地3-2-17 2F |
|---|---|
| 営業時間 | 11:00~20:00 (売切次第終了) / 不定休 |
| 目安予算 | どらえもんそば:950円 宮古そば:750円 |
\ 国際通りから徒歩0分 /
- 営業時間:ほとんどの店舗が「売り切れ次第終了」。確実に食べるには13時までの入店を推奨。
- 予約・記帳:「EIBUN」など人気店は朝から店頭での記帳、またはTableCheck等での予約が主流。
- 支払い:古民家系や老舗は依然として現金のみが多いため、小銭の用意を。
- 駐車場:「たからまちがー」や「てんtoてん」は、Googleマップ航空写真で事前に周辺コインPを確認すると安心。


コメント