なんで沖縄県民はそんなに沖縄そばが好きなのかに関する5つの考察


沖縄そばは、沖縄の代表的な郷土料理の一つとして注目されており、沖縄へ旅行に行ったことがある人なら、誰もが一度は食べていることでしょう。そばと言っても、そば粉を使っているわけではないので、日本蕎麦とはまったく違うものなのです。どちらかといえば、小麦粉とかんすいを使っているのでラーメンに近い気がしますが、食べてみたら別物であることがすぐにわかります。あえて言うならば、かけうどんが一番近いのかもしれません。

観光客の中には、沖縄そばのボソボソした独特な食感が口に合わないという人も多くいるようなのですが、沖縄県民にとっては毎日でも食べられるソウルフードなのです。なんで沖縄県民がそこまで沖縄そばを好きなのか、その理由を5つの視点から紹介します。



なんで沖縄県民はそんなに沖縄そばが好きなのかに関する5つの考察

 

考察1 沖縄そばの本当の魅力は、沖縄に1年間住んでみて初めてわかる!

沖縄そばの本当の魅力は、沖縄に移住してから2度目の夏に実感することでしょう。

苦手だなと思っていた人でも、沖縄に住み始めてから1年が経過し、南国の気候に体が慣れてきたころ、突然、沖縄そばが美味しく感じるようになるのです。夏の暑さで体が疲れた時に、ちょうどよい塩加減のスープが、スーッと体に染みていくような感覚、まさに体が沖縄そばを欲しているのを実感できるのです。

言ってみれば沖縄そばは、麺が入っている汁物、飲み物なのです。だからこそ、スープの塩分が控えめで、かつおや昆布、豚等のだしで味付けがメインになっています。その証拠に、沖縄の定食屋でセットを頼むと、味噌汁ではなく沖縄そばが付いてくる店が多いです。

沖縄そばは、まさに沖縄の気候風土にあわせて発展してきた、沖縄県民にとっては欠かせない郷土料理のひとつなのです。

 

考察2 沖縄の麺類は、もともと沖縄そばだけだった!

日本蕎麦や、うどん、ラーメンといった本土の麺の文化が沖縄に入ってきたのは、ここ10年~20年程度の話で、もともと沖縄には存在していませんでした。

最近になって、全国展開している大手企業のうどんやラーメンのチェーン店をよく見かけるようになり、それなりに美味しいうどんやラーメンが食べられるようになりました。それでも、日本蕎麦の専門店はなかなかありません。おそらく、日本蕎麦を見かけるのは、全国的に広がっているコンビニやスーパーのお惣菜コーナーがほとんどでしょう。

それに対して沖縄そばは、戦後からずっと70年以上もの間、沖縄県民に愛されてきているのです。本土からラーメンやうどん、日本蕎麦の文化が持ち込まれても、この気候風土にあった沖縄そばの立場がゆるぐことはないのです。

考察3 飲み会のしめは、ステーキか沖縄そばが定番!

本土の飲み会は、1次会、2次会、3次会・・・といった感じで、数軒の店を回りながら、最後にしめのラーメンというコースが一般的でしょうか。沖縄も本土も飲み会も終わりの頃になるとお腹が減ってきて、がっつりと食べたいという感覚は変わらないようです。

しかし、沖縄の飲み会の最後のしめは、なんと、ステーキか沖縄そばが定番なのです。ステーキ派の人にとっては、しめのラーメンは問題なく受け入れられるようですが、沖縄そば派にとっては、ラーメンは濃い味で胃もたれしそうなイメージを持つ人が多く、お酒を飲んだ後にはあまり好まないようです。

また、ラーメン派は飲み会の後、みんなと分かれて別の店に食べに行くことになりますが、居酒屋やスナック街の近くにあるステーキ専門店の中には、メニューに沖縄そばをおいている店があり、ステーキ派と沖縄そば派が一緒に食べに行けるようになっているのです。ラーメン派よりも沖縄そば派が多いのも納得です。

考察4 自分の好みに合わせた食べ方ができるのも、沖縄そばの魅力のひとつ!

沖縄そばを食べる時は自分の好みに合わせて、紅生姜や、一味唐辛子、コーレーグース(島とうがらしの泡盛付け)等を入れたり、沖縄そばだけではお腹がもの足りない人は、ジューシーをセットで注文したりします。

ジューシーとは沖縄の郷土料理の炊き込みご飯のことで、沖縄そばとの相性が抜群なのです。また、そばの上にのせる肉は、三枚肉かソーキかを選ぶことができます。一般的なメニューでは「沖縄そば」には三枚肉が、「ソーキそば」にはソーキがのっています。三枚肉とは豚あばら肉、ソーキは骨付きの豚あばら肉のことで、どちらも醤油ベースで甘くトロトロになるまで煮られていることが多いです。沖縄そばの上にのせておくと、じわじわと時間をかけてスープ全体に肉の煮込んだ味が広がっていき、こうして初めて本当の沖縄そばの味が完成すると言う人もいます。

このように、自分の好みに合わせて食べられることも、沖縄そばの魅力のひとつかもしれません。

考察5 沖縄そばは、家庭の味、おふくろの味でもある!

どの地域の家庭にも、その家庭ならではの味やおふくろの味といえる料理が存在していることでしょう。沖縄の家庭では、沖縄そばが家庭の味、おふくろの味のひとつなのです。

家庭の味といっても、麺まで手打ちで作っている家庭はほとんどなく、ちぢれ平打ち麺や細麺などの好みはありますが、市販のものを買ってくることが多いです。店に売られている時点で麺はすでにゆでられており、沸騰したスープやお湯で軽くゆがくだけの手軽さも主婦に人気です。とはいえ、家庭での手作りのスープは、使う食材や出汁のとり方などがそれぞれの家庭ごとに違っており、長い時間をかけて丁寧に煮込んで作ります。

こうして出来上がった手の込んだ沖縄そばのスープは、店とも違う、市販のスープとも違う、それぞれの家庭の味、おふくろの味なのです。

さて、沖縄県民が沖縄そばを愛してやまない理由を5つ紹介しました。沖縄そばは、沖縄の気候風土に合わせて発展してきたので、ラーメンや日本蕎麦では代わりになることができない郷土料理なのでしょう。小さい頃から慣れ親しんできた家庭のそばの味、給食のそばの味、職場の近くにある店のそばの味、弁当屋の100円そばの味、沖縄県民の生活の中には、いつも沖縄そばがあるのです。できれば沖縄に1年間住んでから、沖縄そばの本当の魅力を知って欲しいのですが、短期間の旅行でもぜひ、数件の沖縄そば店をまわって、自分の好みにあった沖縄そばを発見して欲しいです。

まとめ

なんで沖縄県民はそんなに沖縄そばが好きなのかに関する3つの考察

考察1 沖縄そばの本当の魅力は、沖縄に1年間住んでみて初めてわかる!
考察2 沖縄の麺類は、もともと沖縄そばだけだった!
考察3 飲み会のしめは、ステーキか沖縄そばが定番!
考察4 自分の好みに合わせた食べ方ができるのも、沖縄そばの魅力のひとつ!
考察5 沖縄そばは、家庭の味、おふくろの味でもある!





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