沖縄でウミガメに出会える確率が高い4つの海


「ウミガメに会いに行く」

「ホエールウオッチング」はよく耳にすることですが、沖縄の慶良間諸島をはじめ、東京の小笠原周辺にもクジラは回遊して来ます。しかし「ウミガメ」はほとんど聞きません。海中でウミガメに接近して一緒になって泳ぐ、遊ぶ、海中で遊戯でもしょうと言うのでしょうか。

そのウオッチングを教えてくれるというのが沖縄にありました。

クジラやジンベェサメ、イルカなどは大きくて、かなり深い海中での接近ですので、一般の普通人では危険ですし無理でしょう。しかし「ウミガメ」ですと、やさしい雰囲気で、誰もが大好きのようです。そんなわけで友人と沖縄に来ています。



沖縄でウミガメに出会える確率が高い4つの海

 

1.ウミガメ ウオッチング

夜の海岸に這い上がって来て、海岸の砂浜で産卵する姿のウミガメを想像していましたが、沖縄で見学するのは無理なのでしょうか。それに海中でのんびり泳ぐウミカメの遊泳は、簡単には見学するなんて無理なのでしょうか。

そんな気持ちでいましたら、ホテルの従業員の方にウミガメのことを聞きますと、その出没海岸を教えてくれました。

「ウミガメに会える人気スポット」があるのです。

「慶良間諸島の3つのビーチなら、高い確率でウミガメに遭遇できる」と言います。これらは「ウミガメに出会える人気スポット」で、ツアーが組まれていました。

①渡嘉敷島の「トカシクビーチ」-那覇から高速船で35分

②座間味島の「阿真ビーチ」-那覇から高速船で50分

③阿嘉島の「阿嘉ビーチ」-座間味島と同一船が経由

慶良間諸島は海の楽園として有名ですが、透明度抜群と言うのが、また別の魅力です。

 

2.慶良間(けらま)諸島(しょとう)なら、那覇まで日帰りできる

慶良間諸島には、大小30あまりの島々が点在しています。夏は海水浴、冬はホエールウオッチングなどで知られ、一年を通して遊びに探訪などが体験できて、心身共に癒やしてくれる楽園のようです。

沖縄本島から西へ約40㎞、遠くに慶良間島が見えます。琉球王朝時代は、中国へ向かう進貢船の中継地だったと言われています。眺める海は、世界有数の透明度に感嘆してしまいます。サンゴ礁と熱帯魚の宝庫なのです。それにウミガメたちとの遭遇は、期待が大きくなります。船長さんの話では「ウミガメは全部で8種類生息する」そうです。沖縄では「アオウミガメ」「アカウミガメ」「タイマイ」の3種類が生息しています。いずれも絶滅危惧種なのです。

「ウミガメを見るのだから、そのカメについて知識を持たねばならないぞ」と言う、友人の最もな意見に、東京を出発前に調べて来ていました。

「アオウミガメ」の甲羅の大きさは80-100㎝あります。他のカメと違うのは、餌は海草が好物。子供時代はカニやクラゲなど海底に生息しているものが主でした。名前のように体が青いからの名付けではなく、アオは脂肪の青色によるものと言うことです。



 

3.ウミガメ絶滅危機

なぜ絶滅危機に陥ったか、というと原因は人間なのです。
はるか昔から、カメの肉や卵を食用にしたり、化粧品、薬用などに用いたようです。そこで乱獲が起きたという経緯です。

「アカウミガメ」はその名の通り、赤茶っぽい体の色をしています。驚くほどの距離を泳ぐことで知られています。たとえば太平洋を横断した記録があるのです。沖縄美(ちゅ)ら海水族館の標識を付けたアカウミガメが1万㌔先のアメリカサンフランシスコ沖で漁師網に引っ掛かって発見されています。
「タイマイ」はくちばしの部分が尖っているのが特徴です。甲羅はやや小柄ですが、美しいべっ甲羅が人気。これが激減原因です。
こうしたウミガメは現在輸入禁止としてカメを守っています。

 

4.シュノーケルか、ダイビングか

慶良間の3つのビーチなら、高確率でウミガメに遭遇できるとのたよりに、渡嘉敷島へ高速船で行きます。「体験ダイビング」と言うことで、ダイビングのライセンスを取得の方法もありましたが、ライセンスがなくとも、体験できます。この場合は、インストラクターにサポートしてもらい、器材の使い方、呼吸の仕方などをしっかり理解せねばなりません。海の深くまで潜水して、海の世界を泳ぐと言うのは、その人の世界観が変わると言う人もいるくらい、感動的なようです。ウミガメだって、おどかさない程度に近くで泳ぐことができます。ウミガメのツアーもいくつかあります。

時間と余裕があれば、ゆっくりとダイビングを楽しみたいものです。今回は、いつもの慣れたシュノーケルにしました。

シュノーケルは初めての人でも、浅瀬で呼吸の仕方と扱い方を練習すれば、簡単に習得できます。ウェットスーツ、フィン(足びれ)を着用して、水面に浮かびながらマスクとシュノーケルを使って、海中世界を気楽に覗き見ることができます。子供や、泳ぎの苦手な人でも浮き具が借りられます。ただ、ひと呼吸ごとにシュノーケルの先端から海水が入るのを注意して、入るとイキを強く吐き出せば頭を海中に付けたまま、体は浮いたまま呼吸ができ、その状態でウミガメ探索が続けられます。

 

5.ビーチのポイント

渡嘉敷島の「トカシクビーチ」のウミガメポイントは、遊泳境界のブイ(浮標)近くだと言います。この周辺を見張ってみます。透明度は抜群ですし、船上からの見物コースもあるので、シュノーケル泳法でのウミガメ探訪も問題ないのです。

座間味島の「阿真ビーチ」のポイントは、沖ブイと浜の中間あたりと言います。

阿嘉島の「阿嘉ビーチ」のウミガメのポイントは、防波堤と砂浜の境界周辺ということです。場所が限定されると、シュノーケルで十分見物できます。

ウミガメは野生です。カメのウオッチングは許されていますが、マナーがあります。これは守らねばなりません。

(1)海中のウミガメを発見して「ウミガメがいた」と言って、決して近づきすぎない。それにウミガメと言えど、呼吸のために海上に顔を出しますが、この時も近づかない。

(2)カメに触らない。

ウミガメを発見して、うれしさのあまり、つい手を出してしまいそうですが、とてもよくないのです。

それに触るために海中を追う人もいるそうですが、カメが人間を恐れてビーチなどの近くに出て来なくなります。カメだって浮上して、のんびりとしているのかもしれません。邪魔をしないことです。

みんながこうしたマナーを守っているので、この数年の生息数は増えて来たというデータがあり、とてもうれしいことです。

 

6.船上からも見える

ウミガメは100個の卵を産むそうです。海上に顔出す息継ぎをたまにしますが、あとはメスの産卵以外は地上に上がって来ません。よく画像で取り上げられるウミガメの産卵風景を思い出します。浜にたどり着き、産卵場所を探すと、砂を掘って涙を流がしているかのような目で産み続けます。この涙は濃い塩分で、飲み込んでいる塩分を涙腺から排出ているものです。終えると、堀った砂を戻して、卵を埋めると、深い海へもどって行きます。

卵は2カ月位で孵化しますが、その後、地上に出てくるまで1週間くらいかかる子ガメもいるし、そのまま死んでしまう子もいると言います。地上に出ても、敵も多く、カニや鳥に食べられます。生き残るのはわずかなのです。

沖縄の産卵場所は、北部の国頭村(くにがみそん)や大宣味(おおぎみ)村(そん)があります。中部は読谷(よみたん)村(そん)、恩納村(おんなそん)。南部は糸満(いとまん)などが知られています。

ウミガメ探しには「水上バイク」ほかがありました。海中に入らなくとも、バイクやボート目線で探すことができると言っています。

その一つの久米島から、さらに東へ5㎞ほど沖の「はての浜」には絶景の無人島があります。ここでは水上バイクでウオッチングすると、約9割の高い確率で出会うと言っています。

 

7.水族館2つを見物、子供は大喜び

沖縄の海をビッグスケールで体感するには、ズバリ「美(ちゅ)ら海(うみ)水族館(すいぞくかん)」へ行くべし、と言いたいです。沖縄の人気スポット・ナンバーワンなのです。なにしろ世界最大級の水槽を持ち、その数約80槽におよぶ。約750種2万1000点以上の生き物に会えるのです。

簡単に紹介すると、サンゴ礁が広がる浅瀬から珍しい魚がすむ深海まで、沖縄の海をテーマに沿って再現した水族館です。水槽にはジンベイザメ、マンタなどが数匹泳ぎ、サンゴ礁の海底の様子、カラフルな熱帯魚たちが水中を泳ぐ群れの舞は、時間を忘れてしまいそうです。「午後からたっぷり3時間」と言われています。館外にもイルカ、マナティー、ゴンドウクジラなどがダイナミックなショウ(無料)をやっています。

期待のウミガメは水族館から徒歩5分の「ウミガメ館(無料)」があり、日本では珍しいヒメウミガメやクロウミガメなど5種類を飼育しています。観覧室から水中の様子のウオッチングが、100%確実にできます。

もう一つ、久米島と海中道路でつながった奥武(おう)島(じま)。ここにもウミガメ館があります。ウミガメの保護活動をメインに、館内では巨大水槽の中をウミガメが海中と同じようにゆったりと泳いでいます。完全予約で、7-8月は「ウミガメふれあい体験」を行ない、「餌付け、甲羅みがきなどで学習体験ができる」とアピールしています。

 



まとめ

沖縄でウミガメに出会える確率が高い4つの海

1.ウミガメ・ウオッチング」
2.慶良間諸島なら那覇から日帰りも
3.ウミガメ絶滅危機
4.シュノーケルかダイビングか
5.ビーチのポイント
6.船上からも見える
7.水族館2つを見物、子供は大喜び



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