沖縄の海で絶対に気をつけるべき3つの危険生物

ハブクラゲ危険です!
“夏は沖縄のエメラルドグリーンの海で、思いっきりマリンレジャーを楽しみたい”と沖縄旅行を計画している方も多いでしょう。

美しい花には棘があるように、沖縄の美しい海にも、刺されると命にかかわるような危険な生き物が生息しています。

その中でも特に気をつけてほしい3つの危険生物についてご説明します。

必要以上に恐れることはありませんが、正しい認識と十分な防御策、万が一被害にあった場合の応急処置法などを理解しておくことが大切です。



沖縄の海で絶対に気をつけるべき3つの危険生物

 

気をつけるべき危険生物1.被害報告が最も多いハブクラゲ 応急処置には酢

ハブクラゲ

※出典:http://do-butsu.com/


沖縄の海の危険生物で最も被害が多いのが、ハブクラゲです。“ハブ”と名前が付くほどですから、毒性が強く危険です。県内のほぼ全域に分布し、水深の浅い場所にも生息します。沖縄では年に約400件の被害報告があり、ハブクラゲが大きくなる7~9月の被害が多く見られます。

ハブクラゲのカサは透き通っているので、近くにいてもなかなか気づきません。カサから伸びる触手には、毒針と毒液が入った刺胞がたくさんあり、なんらかの拍子で触れてしまうと、毒針が飛び出し、激痛が走るのです。

まれに呼吸困難をおこし、最悪の場合は死に至るケースも。特に幼児は注意が必要です。

ぞっとするような痛みが…とならないためにも、海に入る前にはそれなりの予防策が必要です。

県内の海水浴場では、クラゲの侵入を防止するネットを設置しているところが多くあります。そのネットの内側で泳ぐことやラッシュガードやスパッツなどを着用し、肌の露出を少なくすることも有効な予防策になります。

また、仮に刺されてしまった時のために、応急処置法を確認しておきましょう。

刺されたらすぐに海から上がり、刺された部分は絶対にこすってはいけません。

患部には、食酢をたっぷりかけ、クラゲの触手がくっついている時は、そっと取り除いていきます。医療機関を受診するまでの間は、患部を氷や冷水で冷やしておきます。

酢には、ハブクラゲの刺胞の発射を止める働きがあると言われています。水道水やアルコールでは逆効果のため、食酢がない場合は海水で洗い落とします。地元では、万が一に備えて海水浴には食酢を持参するという人もいます。

ただ、酢が役立つのは、ハブクラゲに刺された場合のみ。他の危険生物では、酢だと逆に刺胞を発射させてしまうこともあります。刺されたのが、ハブクラゲかどうか不明な場合は、皮膚に付着している触手や刺胞は、海水で洗い落とすようにしましょう。

 

気をつけるべき危険生物2.刺されたら必ず病院で受診を ウンバチイソギンチャク

※出典:http://do-butsu.com/


イソギンチャクの中でも猛毒を持つのがウンバチイソギンチャクです。

“ウンバチ”とは海の蜂という意味で、刺された時の症状が重いことから名付けられたようです。直径は10~20㎝。岩や死んだサンゴなどに付着していて、海藻と見間違えることもあります。

体の表面には、刺胞がたくさん詰まった刺胞球があり、刺されると激痛が走ります。岩や藻のような形をしているため、ウンバチイソギンチャクだと認識するのは難しく、潮干狩りやシュノーケリング中に、知らずに触れて、刺されてしまうことが多いようです。

刺されると、急性腎不全などの内臓疾患を伴うこともあり、刺された時は必ず病院で見てもらう必要があります。

応急処置は、未発射の刺胞細胞を刺激しないよう海水で刺胞を取り除き、患部を冷やすこと。ハブクラゲに有効な酢は、逆に刺胞毒の発射を促進するので絶対に使ってはいけません。

姿を隠して忍び寄る相手には、ラッシュガードやマリンブーツで自らの防御も必要であることはお忘れなく。

 

気をつけるべき危険生物3.きれいな模様に惑わされずに! 猛毒のアンボイナガイ

アンボイナガイ


殻の長さが10㎝ほどになる大きな巻き貝で、赤茶色の網目模様が特徴です。

口内に猛毒を注入する毒針を隠し持っていて、口から毒針を発射します。神経毒のため、刺されても痛みはほとんどありませんが、すぐに体がしびれ、おぼれる危険性があります。毒性の強さは、インドコブラの37倍とも言われ、毒を持つ恐ろしい貝という意味から、沖縄では「ハブガイ」とも呼ばれています。

浅海のサンゴ礁などに生息し、夜行性で昼間は石の下などに潜んでいます。殻の模様がきれいであることから、潮干狩りで採取して刺されてしまうケースもあるようです。

子供への被害を防ぐためにも、海には危険な生き物がいることを十分認識させ、きれいな巻き貝は不用意に採取しないことや、採った貝はポケットに入れないなど、親子で確認しておく必要があります。

もし刺されてしまった場合は、しびれから溺れてしまう危険性があるため、すぐに陸に上がります。周囲に助けを呼び、早急に毒を絞り出し、安静にして、ただちに病院で手当てを受けて下さい。

 

ここまで、沖縄の海で気をつけるべき3つの危険生物についてご紹介しました。安全で楽しいマリンレジャーには、正しい知識と十分な備えが必要です。友人同士や親子で情報を共有し、自らを守る対策はきちんと行ってから海に入るようにしましょう。

まとめ

沖縄の海で気をつけるべき3つの危険生物

気をつけるべき危険生物1.被害報告が最も多いハブクラゲ 応急処置には酢
気をつけるべき危険生物2.刺されたら必ず病院で受診を ウンバチイソギンチャク
気をつけるべき危険生物3.きれいな模様に惑わされずに! 猛毒のアンボイナガイ

 



 

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