沖縄移住を予定している人が聞きたくない不都合な3つの真実

頭を抱える男性
最近の気候変動のせいか、いまや避暑地としての利用価値も生まれつつある沖縄県は、移住希望者の数も年々増加する傾向にあります。真夏の気温は意外にも、30度を大きく超えることはありません。東京や大阪などの大都市圏での真夏の猛暑は、ビックリするくらいの高温になりますよね。沖縄では、日陰にかくれて直射日光さえ避けていれば、なんとかなります。

しかし、東京より暑くないから大丈夫ってだけでは、実際の沖縄生活がうまくいくとは限りません。本気で沖縄に移住をしたいと考えている方が実行に移す前に、3つの不都合な真実があることをお伝えします。

この3つの不都合な真実を知り、それでも沖縄に移住したいと本気で思えるのなら、移住後の困難を乗り越えて、たのしい沖縄ライフをエンジョイできることでしょう。



沖縄移住を予定している人が聞きたくない不都合な3つの真実

 

1.沖縄だから家賃が安いと思っていませんか?

単身者用のお部屋、いわゆる「一部屋」系の物件、1ルーム、1K、1DKなどの家賃相場を関東圏でみると、東京でだいたい平均が7万円強、続いて神奈川の6万弱、兵庫の5万円代前半という風になっています。

那覇市に関しては、家賃相場としては決して安くはありません。一部屋系の物件の家賃平均は4万5千円くらいします。この金額を見て、「自分の住んでる地域より高い」と驚いた方もいるのではないでしょうか。

実は2015年の時点で、全国で最も平均家賃相場が安いのは群馬県で、3万6千円くらいなんです。沖縄県は4万1千くらいで、5千円くらい高いですね。全国の中でも、ちょうど中間よりやや下くらいの位置なんです。つまり、家賃の安さをあてに移住してくると痛い目にあうということです。

大都市圏から移住してくる方は、家賃が安いとよくおっしゃいますが、それ以外の地域から移ってこられた方は、想定外の家賃で困っている方も多いです。

ちなみに、沖縄県内で市町村別の家賃平均相場をまとめてみました。

▷対象:単身者向け物件(1ルーム、1K、1LDK)

那覇市  → 4.8万

浦添市  → 4.4万

宜野湾市 → 4.5万

糸満市  → 4.1万

豊見城市 → 4.5万

北谷町  → 4.9万

うるま市 → 4.5万

名護市  → 4.4万

沖縄市  → 4.5万

※比較的築浅(築10年以内)で、幹線道路に近い立地の物件

※バス・トイレが一緒で、浴槽がなく、築20年以上で入り組んだ場所や幹線道路から離れた立地の物件でもよければ、安いものはあります。



 

2.収入源の確保について具体的な計画はありますか?

重ねたコイン

今回は、オキナワ移住の本気度をはかるという意味から少しキツめに書きますのでご容赦ください。

有効求人倍率、平均年収などでトップの東京や大阪とは、比較にすらならないほど仕事がありません。ここでいう仕事とは、今住んでいる地域とほぼ同程度(給料、待遇など)という意味です。

最近は那覇市に、本土からの系列会社の進出も増えてきていますが、ごくわずか。沖縄うまれで大企業といえるのは、沖縄電力やスーパーのサンエーくらいのものです。

九州最大のスーパーチェーンに成長したサンエーは、企業規模も大きくて、常になにかしら求人募集をしていますが、その殆どはパート・アルバイトです。沖縄県は正社員よりもパート・アルバイトの募集が多く、時給も全国的にみると下の方。

IT関連の募集も多いと言われていますが、だいたいがコールセンタースタッフの契約や派遣。あとはシステムエンジニア系ですかね。コールセンターの募集は、ホント毎回いろんな求人誌にデカデカと載っていますよ。システムエンジニアの仕事って、聞いた話しでは、半端無く仕事を押し付けられて、ほとんど休めない人もいるらしいです。その分、稼げるみたいですけどね。

コールセンターの募集を見ると、時給は900~1000前後くらいあるので、悪くないように見えますが、配属先によってはかなりのストレスがあるらしく、入れ替わりが激しいようです。

給与や待遇を求めて、本土系の会社に入社できたとしても、人間関係で苦しんだり、残業が多かったりで大変な思いをしている方も実際います。

で、その他たくさんの地元系の求人は、厳しいですね。正社員で月収20万超えな仕事はなかなかなくて、平均すると総支給額で17万程度。その上、休みも少ないときています。

一番多いのが、休みは日曜日だけという会社。ま、家賃を3万円代におさえて、日々節約を頑張って、なるべく交友関係を絞り込んで、クルマではなくバイク(原付き)にするなどの工夫をすれば、生活はできて少しずつの貯金もできるでしょう。

でもこれじゃあ、なんのために沖縄まで来ているのか、分からなくなってきませんか?

 

3.ナイチャーと呼ばれる覚悟はありますか?

沖縄の人は、本州から来た人のことを「ナイチャー」と呼ぶことが多いです。

ナイチ = 内地

チャー = ◯◯する人

つまり、内地からきた人間、という意味です。少し差別的な意味合いもあるのですが、これには歴史的な根拠がすこしだけあります。

ここでは、詳しく書きませんが、17世紀から19世紀にかけての薩摩藩や明治政府による琉球征服。

もうひとつは、本土復帰直後の本州での沖縄出身者に対する差別。

そういった過去に受けた仕打ちに対する恨みにも似た感情が、ナイチャーという言葉の語源の奥底にはあります。その他、本土出身者との考え方や価値観の違いなどもあります。

本土から移住してきて、沖縄で出会い、結婚した方も数名知っていますが、結婚後数年たっても、いまだに「ナイチャー」扱いされていて、悩んでいる方もいます。「ナイチャー」と呼ばれても、気にしないという人はいいかもしれませんが、大半の人はちょっとイヤですよね。

ただ、沖縄の若い世代(20~30代くらい)は、「ナイチャー」という呼び方に、差別的な意識とか過去の恨みだのは全く無く、親や先輩がそういってるからそう呼んでいるという場合がほとんどです。悪意はないのですが、そう呼ばれる側としては、やはり気になりますよね。

もちろん、本人を前にして「あんたナイチャーだろ」なんてことは言いませんが、いないところでのウチナーンチュ同士でよくある会話が、「あの人、やっぱりナイチャーだからなー」「ナイチャーは何考えているか分からない」などなど。

以前に比べると、だいぶ減ってきてはいますが、未だに「ナイチャー」と呼び、本土出身者に偏見をもつウチナーンチュはいます。

「自分は嫌われているんじゃないだろうか」「受け入れてもらってない」と感じ、いつの間にかそれがストレスになって、最後は沖縄が嫌いになって出て行く方が、たくさんいらっしゃいます。

わたくし個人は、本土から来られた方を「ナイチャー」と呼ぶのはあまり好きではないので、控えるようにはしていますが、地元の友人たちと飲んでいると、ついつい「ナイチャー」という言葉が出ちゃいますね。ホント、悪気は全くないんですけど。

 

いかがでしたか?沖縄移住の前にしっておくべき3つの不都合な真実をご紹介しました。マスコミで流している、「沖縄の人や優しくて親切」とか「助け合いの精神がある」とか色々ありますが、あれって半分ホントで半分は間違ってます。

本州と沖縄では、文化や慣習、歩んできた歴史など大きく違います。観光できている時と、実際に住んだ時のギャップに苦しむ人も多いんですよ。こんな記事を読んだら、沖縄移住なんてヤメヤメ!なんて声も聞こえてきそうですが、ちょっと待って下さい。

それでも、沖縄にはココにしかない魅力もたくさんあるんですよ。次回はそんな記事も書きますので、楽しみにしててくださいね!

まとめ

沖縄移住を予定している人が聞きたくない不都合な3つの真実

1.沖縄だから家賃が安いと思っていませんか?
2.収入源の確保について具体的な計画はありますか?
3.ナイチャーと呼ばれる覚悟はありますか?



 

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